Q |
畳からダニは出ますか? |
A |
新畳の場合でも乾燥していないワラを使ってるとケナガコナダニが発生することがあります。
しかし現在は乾燥させて使っているので少なくなっています。
ただ、そんな畳でも敷込後に含水率を15%以上にすると発生することがあります。
ただし、ケナガコナダニは畳だけでなく、乾燥や干物・菓子などにも発生します。
ダニは藺草に出るのではなく藁に発生します。
ですが、現在の床は、藁を使用していないため、ダニの出る確率は非常に少なくなります。おそらく後数年で藁床はなくなり、防虫という言葉は消えるでしょう。 |
Q |
現在の化学畳からはダニは出ますか? |
A |
現在の化学合成床には通常使用していただいている分には問題ありませんが、以下の条件に携わると化学合成床でさえ害虫は湧きます。
・掃除をマメにしない ・畳の上にジュウタン等の重ね敷きをしている
・窓を密閉し室内に風を入れない ・ 洗濯物を室内に干す
・加湿器の過剰使用をする ・ 壁際に家具類を敷き詰めるように置く
・室内に盆栽や植木を置く ・ 室内で犬猫等のペットを飼う
・水分を多く含んだ雑巾で拭き掃除をする
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Q |
ダニはいつ頃発生しますか? |
A |
ダニは室内の気温が20〜30度、湿度が60〜80%になる7月から9月が発生のピークで、
気温25〜28度、湿度が70〜80%の高温多湿で大量に発生すると言われていますが、気密性や断熱性の高い建物が増えていて一年中繁殖しやすくなっています。 |
Q |
畳から他のダニは出ませんか? |
A |
畳からは主にケナガコナダニだけです。ただケナガコナダニは発生しても人間をかんだり刺したりはしません。
しかし、それを補食するツメダニがいると弱いダニたちをエサにして殖え、人間をかみ被害をあたえます。
ツメダニは薬剤に強いので大量に発生すると駆除しにくくなりますので、まずはケナガコナダニを大量に発生させない事です。 |
Q |
室内には他にどんなダニがいますか? |
A |
室内のチリの中のダニは70%〜90%がチリダニ(ヒョウダニ)です。
チリダニは人間のフケや毛髪、ペットの毛、カビなどをエサに殖えます。 |
Q |
チリダニはどんな所にいますか? |
A |
カーペットや布団、毛布などの寝具類、ぬいぐるみの中、家具の下やすき間などに多くいます。 |
Q |
チリダニもツメダニの餌になりますか? |
A |
ケナガコナダニと共にツメダニの餌になり、ツメダニを殖やします。
チリダニは死骸やフンがアレルゲンとなりアレルギーの原因となります。 |
Q |
ダニはなくす事が出来ますか? |
A |
全滅させることは出来ません。ただ、人間に被害をあたえない程度に抑えられます。 |
Q |
どうすればいいのですか? |
A |
まず掃除をこまめに行い、ダニやダニの餌になるものを吸い取ること。
とくにダニの巣になりがちな場所は入念に行うこと。
室内の通風をよくし、湿気をこもらせないこと。
単身や共働きなど平素窓を閉めがちな家庭は晴天の日には窓を開け風を通すこと。
また、長年使っている畳は表面が綺麗でも裏側には様々な害虫が潜んでいる可能性が高く、カビなども生えやすくなっています。 放っておくとお部屋の臭いの原因になったり、アレルギー・喘息の原因になり健康被害に繋がります。
化学床でも10年を経過されたお客様には何より新畳をお勧めします。 |
ダニ以外にアリガタバチに刺される被害がありますが、
アリガタバチは外部から飛来するものです。
それでもダニが気になる方はご相談ください。
ダニの出にくい畳をご紹介いたします!!!
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